About 関西学院大学
関西学院大学 is a school, located at Nishinomiya-shi, Hyogo, Japan. Visit their website www.kwansei.ac.jp for more detailed information.
Tags
概観大学全体5つのキャンパスの中で最も古い歴史を持つ西宮上ヶ原キャンパスは、日本有数の美しいキャンパスとして有名。国の登録有形文化財である時計台(旧図書館) など「スパニッシュ・ミッションスタイル」で統一された建築群と、約240種4万9千本に上る樹木 に囲まれている。2009年(平成21年)には、経済産業省認定の近代化産業遺産群 続33の1つに選定されている。また、2017年(平成29年)には、学校法人関西学院と、キャンパスや建物の設計業務を担ってきた株式会社日本設計に対して、一般社団法人日本建築学会より2017年日本建築学会賞(業績)が贈られた。日本基督教団の係属で、キリスト教(プロテスタント)に基づいた教育を行っている。関東に対する関西として、West Japan すなわち「関西」が冠され、そして、当時多くのミッションスクールが「英和学校」(Anglo-Japanese school) と呼ばれていた伝統を破って College、すなわち「学院」と日本で初めて名付けられた。また、当時のいわゆる「新進学徒」は漢音ばかり読む傾向であったので「関西」を「クヮンセイ・クワンセイ」と漢音で呼ぶこととした。現代仮名遣いの制定によって「くわ・くゎ」の表記が少なくなった現在も、その表記は踏襲されている。また当時の日本では、幕末以降の和製漢語はほとんどが漢音読みであるため、漢音での読みが進んだ印象を持たれるようになり、本来は呉音読みする単語も漢音読みをすることが流行していたため、「関西」も「かんせい」と読んでおり、校名もその読み方でつけられた。スクール・モットー (校訓)『Mastery for Service』が、学院全体のスクール・モットー(校訓)である。1912年に、商学部の初代学部長であったC・J・L・ベーツ(後の第4代院長)が提唱した。ベーツは、『Our College Mott. "Mastery for Service"』という文章を、『商光』 第1号(1915年)に発表し、この校訓について解説をしている。関西学院の上ヶ原移転後、学院全体のスクール・モットーとしてこの言葉は用いられるようになった。『Mastery for Service』は、1952年頃より『奉仕のための練達』と訳されるようになった。なお、ベーツの出身校の1つであるカナダの大学、マギル大学のマクドナルドキャンパスのモットーも『Mastery for Service』である。(参考・マギル大学マクドナルドキャンパスのエンブレム) マクドナルドキャンパスで『Mastery for Service』がスクール・モットーになったのは1906年のことであり、この大学はメソジストとの関係も深い。